2022年12月10日 06:00
山口百恵“せんだみつお似”元マネージャーが語る全国営業「人気と給料はうなぎのぼり」
「俺はマネージャーだった頃、“ももえ”って呼んでいたから今日も呼び捨てで話させてもらうよ」
こう話すのは、山口百恵(63)のマネージャーを務めていた長谷川和正氏。百恵が人気絶頂だった’74~75年頃に2年ほど担当した。風貌がタレントのせんだみつおに似ていることから、『週刊明星』に「山口百恵が“せんだみつお”と毎日デートを重ねている!」と報じられたこともある“名物マネージャー”だった。
すでに“売れっ子”だった百恵さんの知られざるエピソードを、長谷川氏が47年ぶりに振り返ってくれた。(以下、カギカッコは長谷川氏)
「俺と日本全国を一緒に回っていたころ、百恵はまだ中学3年とか高校1年だった。あるとき日本テレビで放送されていた『紅白歌のベストテン』に出演することになって、青森ねぶた祭から中継されたときがあったんだ。
異様に活気づく街中でのロケとなったんだけど、スタッフは“大丈夫ですよ”なんてのん気に言っていた。ところがいざ中継が始まったらものすごい人が押し寄せて、てんやわんや。
俺は“百恵、伏せろー”なんて言ってね。あまりにも危なかったからすぐにロケは中止になったよ。
現場は混乱してパトカーまで出動する騒ぎになった。