ヘンリー王子、エリザベス2世崩御前の数時間は「完全に部外者扱い」だった
ヘンリー王子は国葬で軍服を着用することも許されなかった(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
英国のエリザベス2世が崩御し、1年2カ月が過ぎた。王室ジャーナリストのオミド・スコビーの新著『Endgame: Inside the Royal Family and the Monarchy’s Fight for Survival(エンドゲーム:王室の内情と王政存続のための戦い)』で、女王が崩御する直前にヘンリー王子が蚊帳の外に置かれていた実態が明かされた。
昨年9月8日、女王はお気に入りの居城であるスコットランドのバルモラル城で危篤状態となった。続々と家族が集まる中、米国在住のヘンリー王子も飛行機で駆けつけようとしていたという。スコビーは著書の中で、ウィリアム皇太子はヘンリー王子からのメールを全て無視し、明らかに「弟に会いたくない」という態度を見せていたと綴っている。
同日午後3時10分、女王は息を引き取った。ヘンリー王子の乗る飛行機は離陸前だったが、その情報を知らされることはなく、王室が国民に向けて公式サイトやソーシャルメディアで午後6時30分頃に発した告知で初めて祖母の崩御を知ることとなったという。結局、ヘンリー王子は午後8時過ぎにバルモラル城に到着した。
ヘンリー王子の友人は「ハリー(ヘンリー王子の愛称)は打ちのめされていました。彼にとって女王との関係はまさに全てでした。女王だって、世間に知られる前にハリーに知ってほしかったでしょうに。誰も彼を尊重しなかった」とスコビーの取材に応えて語っている。
王室離脱以後、ヘンリー王子夫妻は王室を貶めるインタビューに応えて家族との確執を深刻化させ、回顧録『SPARE』では「兄に暴力を振るわれた」と告発。緊張状態にあった兄弟関係は修復不可能なまでに悪化していたそうだ。
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