警察と一緒にギャラリーに来る客も…タワマン営業が語る“激ヤバ客&迷惑クレーム”【前編】
※写真はイメージです(写真:PIXTA)
洗練された都会的なイメージから憧れを持つ人も多いタワマン。眺望の良さや、共有施設の充実ぶりから高い人気を誇る。
しかし、そんなタワマンには不動産会社を困らせるほどの“ヤバイ客”や“理不尽クレーム”もつきものだという。
都内の不動産会社に勤める40代のAさんは、不動産会社の営業になって8年目だという。近年タワマンの販売営業に従事しており、タワマンを求める数多の顧客と接してきたが、なかには困った顧客もいると明かす。
「以前ビックリしたのは、息子さんがタワマンを探しているという母親からの電話。息子さんの代わりに親御さんが物件を探すというのは、よくあるケースです。しかし、営業トーク的に何気なく『ありがとうございます』と電話口で微笑んだところ、突然『何がおかしいの?!』といきなり激昂されました。
とりあえず謝罪したのですが、『あなたは私たちに、タワマンなんて買えないと思っているかもしれないけど』とキツい口調で言われたりして、『何も言ってないんだけどな……』とちょっとしんどかったですね」
ギャラリーでもトラブルが多々あるという。予約をせずにやってきて、断ったところ不平を並べる顧客は珍しくない。