福生立てこもり事件 警官隊突入も「姿なし」の“珍事”…3年半前にもあった大失態
立てこもり事件現場付近の様子。マスコミが大挙し、緊迫感あふれる様子だった
4月29日、東京都福生市で、男性が少年の頭を鈍器で殴り自宅に逃走。そのまま立てこもるという事件が発生した。
「事件が発生したのは午前7時半ごろ。『ハンマーを持っている人がいる』『一人殴られている』との通報が、目撃者から寄せられたといいます。男は、10代の男性2人をハンマーで殴ったと見られ、被害者のひとりは頭から出血、もう一人は右肩にケガをしていましたが、命に別状はないとのことです。
さらに、駆け付けた警察官に対しても、この男性は自宅から刃物を持ちだして脅迫。これを逮捕しようとした警察官に対して、スプレーのようなもので薬剤を撒いて、自宅に一人で立てこもっていました」(社会部記者)
被害者2人だけでなく、警察官6人と立てこもった男性の母親もケガをしているという。多数の被害者を出した男性をとらえるべく、正午ごろに警察官が自宅に突入した。
しかしそこに、男性の姿はなかったというのだ。
「マスコミも大勢駆けつけ、事件現場を撮影していました。立てこもり犯が出てくるのを、今か今かと見守っていたんです。規制線が張られ、周囲は緊迫した雰囲気だったのですが……」(現地記者)
しかし、結局犯人はどこかへ逃走してしまった。これには現場に駆け付けた取材陣からも呆れ声が漏れていたようだ。
「2022年10月には、神奈川県警で同様の事件が起きていました。暴力事件に関与した疑いがもたれ、同年8月に指名手配されていた男が、職務質問から逃走し、廃業ホテルに立てこもったと見られていた事件です。ホテルは町田駅の近くにあり、当時、周囲は戦々恐々としていたそうです。
しかし、警察が内部に踏み込むと“もぬけの殻”。結局、11月になって『逃げるのに疲れました』といって男は出頭してきたことで逮捕となりました。大規模な規制までかけていたため、現場ではブーイングが漏れていたといいます」(同前)
今回の福生市の事件でも、結局15時半ごろに規制線も解除されたという。29日16時現在、ハンマーで少年らを殴った男性は未だに逃走中。
犯人は、身長173cm、がっちりした体型で丸刈り、上下グレーのスエットだと発表されている。“元立てこもり犯”の逮捕が急がれる。