《「純粋なバカ」と批判も》ヒロシ 焚き火台メーカーが誹謗中傷で被害届提出…トラブル悪化もダンマリで疑問の声続々
ヒロシ(写真:共同通信)
“キャンプの達人”として人気を博し、YouTubeチャンネルで106万人の登録者数を誇る芸人・ヒロシ(54)。だが、SNSで焚き火台メーカーとのトラブルが表面化し、互いの主張が対立する泥沼の様相に波紋が広がっている。
発端はヒロシが8月17日に、Xで焚き火メーカーに対して苦言を呈したこと。ヒロシは自身のオリジナル焚き火台をメーカーに依頼し、“同じものは作らない”との約束で制作を進めてもらっていたという。しかし、メーカーが契約段階で同じ商品を制作すると言い出したようで、こう不満を漏らしていた(以下、《》内はすべて原文ママ)。
《そこの会社でロゴ変えて販売するんだと。同じものは作るなら辞めるって、3回伝えたけどね。どう言う思考なのかしら。
ずっと我慢してたけど、悔しくて悔しくて悔しくて。書いてしまったよ》
《やりとり全部ラインに残っとるんだがな。 俺が悪いのか、判断してもらいたいよ》
ヒロシはメーカーの名前は伏せていたものの、この投稿にアウトドア用品メーカーの「笑’s」が反応したことで注目が集まることに。
「笑’s」は18日にXを更新し、一緒にキャンプ経験のある某芸人からの依頼を受け、3カ月かけて無償で焚き火台の企画、設計、サンプルの試作などを請け負ったと告白。芸人側からサンプルにOKをもらい、材料の発注をかけたところ、芸人側から契約書の締結を求められることに。
同社は《仕方なくあまり創った事もない契約書を作成して送りました。しばらくして戻ってきた契約書を確認して唖然とした》とし、《知的財産権は私ではなく相手方に帰属すると書いてある。しかも図面まで相手方に帰属すると自分が3か月以上かけて考えたものを簡単に渡せますか?》と苦言。
イチから構造やデザインを考案し、全て無償で制作したものの、芸人側からコラボやサイズ、材料違いの商品も制作してはならないと求められたという。
同社は《作りたいコンセプトは頂きましたけど何も新しいものはないし、デザイン盗まれた!って言われても意匠権を主張できるよなものはありません》と主張し、《先方のマネージャーから関係断絶のメールがあり、最後本人にLINEでまた何かあればとご挨拶をしましたが、その後既読スルー》と告白。その上で、相手側から制作に関わる費用は一切支払われていないことも明かしていた。
同社がこれらの内容をXでツリー状に投稿した時点では、芸人の実名は挙げられていなかった。だが、続く投稿ではヒロシがメーカーに苦言を呈した投稿にリプライするかたちで、《喧嘩するつもりはないですけど、一応、私どもの言い分も書かせて頂きました。LINE公開して頂いて構いません》と反応していたのだ。
芸人の正体が判明したものの、ヒロシが同社の投稿に直接反応することはなかった。だが、ヒロシは自身を擁護する一般ユーザーの投稿に対し、《意味が分からな過ぎるのです。
純粋なバカなのかと》《別に金はいいけど、ただただムカつくんです》《意匠取れば良いけど、ケチ付いてるから。最早かかわりたくない》《全ライン載せたい》と同社への批判ともとれるリプライをしていた。
■メーカー側が誹謗中傷の被害を報告も…ヒロシはダンマリを貫いたまま
そんな両者のトラブルが明るみになり、1週間あまりが経過。事態は悪化の一途を辿っているようで、同社は26日にXで《事の始まりから一週間以上待ちましたが、残念ながら何の連絡もございません》と切り出した。
続けて《私どもと致しましても、心無いメール、あらゆるSNSしかも関係の無い商品にまで、『パクリ』や『メーカーとしてアウトな会社』など書き込まれ風評被害を被っております》と訴え、《被害届けを出す事になりました》とコメント。
その上でヒロシとの契約について、《この度の契約交渉で受け入れられなかった一番の理由は『著作者人格権及びその他の人格権を行使しない。対価は製造委託料に含まれるものとする。』というこの文章です》と強調。
《初期ロットは200台(見積り段階では受注生産)でした。後出しのこの条件に同意出来ますか?》と投げかけ、《契約途中で販売を始めたわけではなく、協議中にいきなり関係断絶メールをいただきその後ひと月程経った後、更なるテストを行い改良型を創り弊社の納得いくローインパクト焚き火台になりましたので、販売に至りました》と説明していた。
「同社は被害届の対象について、誹謗中傷をしてきた人なのか、もしくはヒロシさんなのかは言及していませんでした。ですが、ヒロシさんの主張に納得していない様子が窺えることから、両者はまだ膠着状態にあるものと思われます。もとはキャンプ仲間でもあったそうですが、芸人として知名度の高いヒロシさんの発言は影響力も強く、トラブルが広く知れ渡ることとなりました。ただ、両者の言い分は真っ向から対立していますが、Xの投稿だけではどちらに責任があるかは決めつけられないでしょう」(WEBメディア記者)
とはいえ、最初にトラブルを告発し、同社を批判していたヒロシがダンマリを決め込んでいる状況に疑問を抱いている人もいるようだ。同社がXを通じて承諾していたLINEの公開も現時点でされておらず、ヒロシは出演番組の告知をするなど“通常運転”。そうしたの姿勢に、Xでは次のような声が上がっている。
《メーカー側はLINE公開してもいいですよって言ってるのに未だにヒロシ側が公開してないんだっけか ヒロシは自分が正しいならLINE公開すりゃ話は早いのになーなんでだろなー》
《何より連絡がないというのが驚き ヒロシ側が急にだんまりになったので、裏でお互い話し合ってるのかな、と思ってたらまさかのガン無視とは》
《ヒロシさん側からの反撃あるかなと思いましたが結局なんの情報もありませんでしたね。最初に記事出した時は馬鹿だのライン公開したいだの言ってたのでよほど何か腹に据えかねるものがあったのだと思いましたが…》(すべて原文ママ)
前出のWEBメディア記者は言う。
「LINEの内容を公開するかしないかはヒロシさんの判断によるので、強要されるべきではないでしょう。ただ、ここまで大きな騒動に発展し、同社が誹謗中傷の被害を訴えていることもあり、ヒロシさんに説明を求める風潮が高まってしまったように思います。騒動の沈静化を図って沈黙を守っているのかもしれませんが、かえってヒロシさんの一挙手一投足に注目が集まりやすくなっています。Xでトラブルに関して発信せずとも、当事者間で早急に解決されることが望ましいでしょう」
騒動の拡大によって拗れてしまったトラブルは、どのように終結するだろうか。