【ポップな心霊論】「親父が体験した“最恐”エピソードです」
その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(25)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!
【うちの親父が体験した“最恐”エピソードです】
6月18日は父の日ですね。そこで、僕よりも強い霊感を持っている親父が「あれは本当に怖かった」と語るエピソードを紹介します。親父はタクシー運転手をしているのですが、あるとき、夜中の3時くらいにひとりの女の人が乗り込んできたそうです。
行き先を尋ねると「大田市場まで」とのこと。「こんな時間に何の用だろう」と不審に思ったものの、とにかく車を走らせました。道中はとくに変わったことはなく、無事に大田市場に到着。女性は「お釣りはいりません」と車を降りていったそうです。
何事もなくひと仕事終わり、胸をなでおろした親父。その場でひと息ついて、お金をおさめていると「コンコン」と、フロントガラスを叩く音がしました。「やっぱり霊だったのか……」と恐る恐る顔を上げた瞬間。長い髪を振り乱した女の姿が目に飛び込んできました。
親父がギョッとしていると、その女が「東京駅まで乗せてください……」と口を開いたんです。……彼女、終バスを逃して途方に暮れていたそうで、普通に生きている人でした。これが、親父にとってはいちばん恐かった体験だそうです。霊、出てこないんですけどね。
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