“ついで仕込み”が有効!台所仕事があとでラクになる習慣
「主婦歴が長い人ほど自己流のやり方が当たり前になり、考えずに続けていることが多いんです。そういう人こそ習慣を1つ変えるだけで、劇的に料理の効率が上がります」
そう話すのは、過去にも本誌に登場し、台所仕事を効率化するコツを教えてくれた料理家の高木ゑみさん。今月発売された新著『やる気の続く台所習慣40』(扶桑社)では、料理教室の生徒から寄せられた悩みを解決するアイデアを提案し、注目を浴びている。
終わりなき台所仕事、「毎日、楽しくやってます!」なんて人……いませんよね。でも“あとでラクする習慣”を取り入れれば、そんな毎日も夢じゃないんです!そんな“あとでラクする習慣”を高木さんが教えてくれた。
【1】調理作業は“横割り”に
「複数のメニューを作るのに疲れてしまう人は、料理を一品ごと、下ごしらえから加熱まで“縦割り”で進めていませんか?別の料理に取りかかるたびに冷蔵庫から食材を出したり、包丁やまな板を洗い直したりと、余計な作業が発生しています。