来冬も着るために…ヘビロテ「モコモコアウター」の手入れ術
「冬モノ衣類に使われる素材はデリケートなものが多いのですが、洗濯表示に『家庭洗濯NG』となければ、たいていのものは自宅で洗えます。ただし、洗い方を間違えると縮みや伸び、毛羽立ちなど取り返しのつかない失敗も。素材別の洗い方をチェックしてから洗いましょう」
そう語るのは、“洗濯王子”こと洗濯アドバイザーの中村祐一さん。かつて冬素材の王様だったカシミヤも、ファストファッションブランドの大量生産によって安価になり、手に入りやすくなった。厳冬も手伝って、今年はカシミヤニットが飛ぶように売れた。
また、今年、大流行したボア素材のアウターも、“もこもこ”ゆえにホコリや汚れが繊維に絡みやすく「なんかもう汚ないからワンシーズンでサヨナラかも……」という諦めの声も聞こえてくる。
でも、捨てるのはもったいないし、安く買ったのにクリーニングに出すのも惜しい!そんな節約派読者のため、“洗濯王子”がボア&フリースの洗い方を教えてくれた。
■ボア
ジャケットの裏地などに多用されていたボアが、今年はアウターの表地に。