くらし情報『大桃美代子「失明の危険」訪れた更年期、韓国留学が見せた新世界』

大桃美代子「失明の危険」訪れた更年期、韓国留学が見せた新世界

2018年4月15日 06:00
 

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美貌や若さに自信があった人ほど、老化に直面したときの「エイジングストレス」が大きいという。輝いていたアイドルたちは年齢を重ねた今、そんな悩みにどう対処しているのだろう?そこで、’80年代アイドルが直面した「エイジングストレス体験」と、対処法を紹介。

 

タレントとして幅広い分野で活躍する大桃美代子さん(52)が、最初に不調を覚えたのは40代に入ったころ。

 

「なんとなくやる気が起きなくなり、気力で突っ走れなくなってしまったんです。昔と同じように頑張ろうとすると、苦しくなる。体も『もうやめて!』といわんばかりに言うことをきかなくなって、だるさや、朝起きられないほどの症状が続きました。いま思えば、軽いうつだったのかもしれませんね」(大桃さん・以下同)

 

さらに、40代後半に入ると目の不調を抱えるように。とくに右目が見えづらく、白内障と診断された。緑内障も併発し、医師からは「このままでは失明の危険性もある」と告げられたという。

 

「それで、’13年に右目の手術を受けたのですが、医師から主な原因はストレスだと言われたんです。そのときに、ストレスが想像以上に健康によくないことを知りました。ずっと仕事人間だったこともあり、やる気が出なくなって以来『私はダメな人間なの?』と自分を責め続けていたんです。でも、それがまたストレスになっていたんでしょう。『もっと自分を許してあげよう』『自由にしてあげよう』と思うようになりました」

 

大桃さんが、そう思えるきっかけになったのは、仕事以外の「別世界」だった。

 

その1つが日韓交流。大桃さんは、観光大使を務めるほどの韓国通。もともとはある番組で韓流ドラマ紹介を担当していたことから、韓流のエキスパートとしてさまざまな仕事をこなし、40歳で韓国に語学留学した経験の持ち主だ。いまでも年に10回は韓国に渡航。ブログなどで、韓国の魅力や最新情報を発信し続けている。

 

「留学先では、国籍も性別も年代も関係なく、たくさんの友達ができました。それがすごく新鮮で、面白くて。新しい世界が広がったことで、つらいときも救われた部分がありました。その恩返しですね」

 

もう1つ、大切なライフワークが「農業」。故郷の新潟で中越地震が起きたあと、復興のために始めたこちらも、もう10年になる。

 

「子どものころから田園風景は身近でしたが、私は見ているだけだったんです。でも、手間暇かけて育てたお米が米俵になって積み上がったときに、『これを食べれば、1~2年は生きていけるんだ!』と感激しました。農業には『自分の足元にこそ幸せの種はある』ということを気づかせてもらいましたね」

 

エイジングストレスをきっかけに、新しい自分を開花させた大桃さん。いまでは何事も、無理せずできるようになったという。

 

「若いころに比べてキャパシティは絶対狭くなっているわけで、そこに無理やりいろいろ詰め込んだら壊れてしまいます。ですから、年齢を重ねたら、量は減らしながら、そのぶん質を変えていく必要があると思うんです。その『質』というのは、各自の幸福感に従って選べばいいもので、私にとっては日韓交流であり、農業だったんです」

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