今年の夏ボーナス、企業の3割で「増加」! 平均支給額は?
企業の3割で、1人当たり平均支給額が前年より「増加」
2025年の夏季賞与[1]の支給状況(従業員1人当たり平均)について尋ねたところ、「賞与はあり、増加する」と回答した企業の割合は33.7%(前年比5.8ポイント減)となりました。
「賞与はあり、変わらない」は37.0%(同2.8ポイント増)、「賞与はあるが、減少する」は12.0%(同0.7ポイント増)で、合計すると、「賞与あり」の企業は82.7%となり、前年(85.0%)から2.3ポイント低下しました。一方で、「賞与はない」企業は13.0%(同2.7ポイント増)でした。
規模別に「賞与はあり、増加する」企業の割合をみると、「大企業」は38.4%となり、全体(33.7%)を4.7ポイント上回る結果に。
他方、「中小企業」は33.0%、うち「小規模企業」は27.0%と、夏季賞与が増加すると回答した企業の割合は比較的低水準でした。特に「小規模企業」は「大企業」より11.4ポイント低くなっており、依然として企業規模間で格差がみられます。
「賞与はあり、増加する」とした企業からは、「売り上げ・利益が順調であることによる還元と、物価上昇への対策」