2021年4月20日 18:00
アメリカ現代美術作家、ロニ・ホーンがポーラ美術館で国内美術館での初個展を開催
(C) Roni Horn
アメリカの現代美術の第一線で活躍を続けている、女性アーティスト、ロニ・ホーン(Roni Horn)の個展が9月18日(土)より箱根・ポーラ美術館にて開催される。
これまでポンピドゥー・センター(パリ、2003年)、テート・モダン(ロンドン、2009年)、ホイットニー美術館(ニューヨーク、2009-2010年)などで個展を開催してきたロニ・ホーン。日本の美術館では初個展となる同展は、2002年の開館以来、ポーラ美術館の大型企画展としては初めて、同時代の作家を単独で取り上げる機会となる。
今回は、1980年代から今日に至るまでの、約40年間におよぶロニ・ホーンの活動を紹介。
1975年から今日まで継続して、人里離れた辺境の風景を求めてアイスランド中をくまなく旅してきたホーン。写真や彫刻、ドローイングなど多岐にわたるその作品は、テムズ河の水面を切り取った写真のシリーズや、6週間にわたりアイスランドの温泉で女性の表情の微妙な変化を記録したポートレート、島の地図をモチーフにしたドローイング、水鏡を思わせるガラスの彫刻など、自然と密接に結びつく作品群に結びついている。