2022年1月14日 12:00
原画数約350点で50年の画業をたどる『デビュー50周年記念 くらもちふさこ展』開催
1972年にデビューし、第一線で活躍し続けるマンガ家・くらもちふさこの画業をたどる初めての個展『デビュー50周年記念 くらもちふさこ展―デビュー作から「いつもポケットにショパン」「天然コケッコー」「花に染む」まで―』が、1月29日(土)より弥生美術館にて開催される。
初連載となった「おしゃべり階段」や「いつもポケットにショパン」で人気を確立。1970~80年代は『別冊マーガレット』(集英社)の看板作家として活躍し、独特な画面構成で表現した繊細な心理描写や、多彩かつ最先端な表現方法は、多くのマンガ家に影響を与えた。
2018年放送のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」では、「いつもポケットにショパン」の実際の作品が登場し、話題になったことも記憶に新しい。
同展では、「東京カサノバ」「A-Girl」「天然コケッコー」など、名作の原画を一挙公開。美しいカラーイラストはもちろんのこと、これまで展示されることのなかった貴重なカラーページなど、初公開原画も多数展示される。
また、展覧会限定のオリジナルグッズやコラボドリンクも登場予定。くらもちふさこの漫画の世界を隅々まで堪能したい。
「おしゃべり階段」