撮影:田中亜紀
2022年劇団☆新感線42周年興行・春公演いのうえ歌舞伎『神州無頼街』(しんしゅうぶらいがい)が3月17日(木) から大阪・オリックス劇場での公演を皮切りに、4月9日(土) から静岡・富士市文化会館ロゼシアター、4月26日(火) から東京・東京建物Brillia HALLで上演される。
本作は、博識の若き町医者と、陽気でお調子者の口出し屋の強力バディが、ヤクザな猛者たちが暴れ回る無頼の街で、それぞれの過去の因縁に立ち向かっていく幕末伝奇活劇。本来は2020年に上演される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、公演は延期に。今回、満を持しての上演となる。
1月25日、オンラインで製作発表会見が行われ、演出のいのうえひでのり、出演者の福士蒼汰、松雪泰子、髙嶋政宏、宮野真守が出席した。なお、脚本を担当する中島かずきも登壇予定だったが、新型コロナウイルスの感染が確認されたため、急遽会見を欠席した。
いのうえひでのり
いのうえは「2年間の鬱憤を吐き出すつもり。公演を延期して、ほぼ同じメンツで上演できるのは奇跡に近い」と語った上で、「演劇の神様が『絶対やれ』と言ってくれている気持ちになりました。