くらし情報『今年の七夕にはなにかが起こる!? 「組曲「惑星」~ボイジャー楽章付き」』

2024年3月28日 12:00

今年の七夕にはなにかが起こる!? 「組曲「惑星」~ボイジャー楽章付き」

今年の七夕にはなにかが起こる!? 「組曲「惑星」~ボイジャー楽章付き」


英国の作曲家グスターヴ・ホルスト(1874-1934)の代表作として圧倒的に有名な作品といえば、管弦楽のための組曲『惑星』だ。「地球」を除く7つの惑星(水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星)で構成されるこの作品が、天文学ではなく、占星術の観点から生み出されたことは、とても興味深い。

正式な初演は1920年に行われ、オルガンや女声合唱を駆使した作風が驚きを持って受け入れられたと伝えられる。中でも名高い『木星』中間部のメロディは、本国英国の愛国歌&イングランド国教会の聖歌として親しまれている他、1991年に行われた「第2回ラグビー・ワールドカップ」のテーマソング、さらには、2007年の世界陸上大阪大会閉会式でのサラ・ブライトマンの歌唱や、平原綾香が歌って大ヒットを記録した『ジュピター』なども記憶に新しいところだ。

この名曲に、新たな楽章『ボイジャー』を組み込んだ新編成の『惑星』世界初演が、今年の7月7日(日)に、すみだトリフォニーホールで開催される。

「愛しき地球よ、さらば!ボイジャー宇宙航海の旅へ」と題されたこのコンサートは、1977年の打ち上げ以来、今も宇宙空間を飛行中のボイジャー探査機の功績を称えて作曲された清水研作による8番目の新作楽章「ボイジャー」

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