2021年6月8日 18:00
【峯田和伸×三浦大輔】相思相愛ロング対談 後編「今回で“峯田くんの見え方”が変わるかも」【物語なき、この世界。】
PHOTO:吉田圭子
7月11日から8月3日まで、Bunkamura シアターコクーンでの公演が決まった三浦大輔作・演出による舞台『物語なき、この世界。』。
岡田将生、峯田和伸、柄本時生、内田理央、宮崎吐夢、米村亮太朗、星田英利、寺島しのぶといった錚々たる出演陣が展開する物語で、その内容こそベールに包まれているものの、これまでの三浦作品から推測するに本作もまた今の時代を鋭くえぐり、そしてリアルを見せる舞台であることが予想される。
ここでは【前編】【後編】の2話にわたって三浦作品の複数に関わってきた峯田和伸、そして作・演出の三浦大輔とのロングインタビューをお届けする。
【後編】の今回は『物語なき、この世界。』で峯田がどんな役回りになるのか、そして三浦が目指す表現について聞いた。
今回の『物語なき、この世界。』では、峯田のイメージが変わるかも?
――そんなプライベートでの談話の中で、今回の『物語なき、この世界。
』のオファーもされたようですね。
三浦そうです。『裏切りの街』が終わった後も、僕はずっと「峯田くんとやりたい」と思っていて。それでオファーさせていただいたんですよ。
出てもらうのは役者としてではあるけど、単に「役者と作り手」