2021年6月11日 18:00
結成30周年の軌跡を描いたL’Arc~en~Cielが、さらに先のミライを約束「合唱は次回のお楽しみに」
顔をあげると、まばゆい虹が、くっきりと大きく見えていた。
結成30周年を迎えたロックバンド L’Arc~en~Cielが、『30th L’Anniversary Starting Live “L’APPY BIRTHDAY!”』と冠し、5月29日、30日の2日間にわたって千葉 幕張メッセ国際展示場1-3ホールで有観客ライヴを敢行した。
万全を尽くした感染対策を行った上で、遂に迎えたアニバーサリーイヤー。待ちわびたファンと祝した30周年の扉の先にかけられた希望の“虹”(L’Arc〜en〜Ciel)は、俯きがちな日々を一変させたに違いない。駆けつけたステージを見上げるファンの幸せそうな顔が、今も目に焼き付いて離れない。
新型コロナウイルスの影響で一部公演が中止となった2020年に実施された8年ぶりのアリーナツアー。事実上ファイナルとなった2020年2月の公演から約1年5カ月ぶりのライヴ公演初日の前夜には、“虹をかけよう。何度でも”というメッセージとともに、約4年半ぶりの新曲「ミライ」がYouTubeチャンネルでプレミア公開されるなど、ファンの表情を晴れやかにする仕掛けが余すことがなく盛り込まれていた。