“新感覚人間ドラマ”がミュージカルに　少年忍者・川﨑皇輝主演『町田くんの世界』本日開幕

近年、漫画原作の日本オリジナルミュージカルを次々と世に送り出している東宝が、今度は安藤ゆき原作の『町田くんの世界』を送り出す。主人公は、人間が好きで、周りの人たちも気付いたら彼を好きになってしまうような“人たらし”の高校生・町田くん。授業中にケガをした彼が保健室で会ったのは、傷の手当てをしてくれておきながら、「私、人が嫌いなの」と言い放って去ってしまう同級生の猪原さん。そんな彼女のことが気になった町田くんが、猪原さんや周りのみんなを変え、みんなに愛されていく“新感覚人間ドラマ”がミュージカルとなって、本日3月29日(金)に東京・シアタークリエでお目見えする。

ひと口に“漫画原作ミュージカル”と言っても、演出や音楽を手掛けるクリエイターの顔ぶれや、歌とダンスを組み込みながら物語を立体化する手法は、当然のことながらさまざまだ。本作で演出と音楽・作詞・演奏を担うのは、これまでにハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』や『SHOW BOY』などを共に手掛けてきた、ウォーリー木下と和田俊輔。そして脚本・作詞は、「ももちの世界」の作・演出家として関西を拠点に活動し、岸田國士戯曲賞最終候補や関西えんげき大賞最優秀作品賞など、数々の実績を誇るピンク地底人3号が担う。