舞台『千と千尋の神隠し』ロンドン公演、イギリスの演劇賞で最優秀新作演劇賞を受賞
イギリスの老舗の演劇賞『WHATSONSTAGE AWARDS』授賞式が日本時間2025年2月10日朝に開催。舞台『千と千尋の神隠し』が、“Award for BEST NEW PLAY”(最優秀新作演劇賞)を受賞した。
2022年3月に東京・帝国劇場で世界初演された舞台『千と千尋の神隠し』は、2024年4月から8月にイギリス・ロンドン・コロシアムにてロンドン公演を実施。日本人キャストによる日本語での海外上演としては演劇史上最大規模、また東宝株式会社主催公演としても史上初の試みとなり、ウェストエンド最大級となる客席数約2,300席を連日満席にし、約30万人を動員した。千尋役は橋本環奈、上白石萌音、川栄李奈、福地桃子の4名が務めた。
撮影:Johan Persson
撮影:Johan Persson
『WHATSONSTAGE AWARDS』は、ロンドンの演劇ファン参加型の歴史ある演劇賞で、今年が25年目の開催となる。昨年暮れにノミネートは発表されており、“Awards for BEST NEW PLAY”のほか、“BEST SUPPORTING PERFORMER”(増子敦貴)、“BEST SET DESIGN”(ジョン・ボウサー、トビー・オリエ)、“BEST COSTUME DESIGN”(中原幸子)、“BEST WIG,HAIR AND MAKEUP DESIGN”(宮内宏明)でノミネートされて注目を集めていた。
授賞式には、翻案・演出のジョン・ケアード、プロデューサーの尾木晴佳、共同プロデューサーのイアン・ギリーが登壇し、トロフィーが授与された。
ステージ上でケアードは、妻で共同翻案の今井麻緒子やカンパニーに感謝を述べ、「日本とイギリスのコラボレーションにより、作品を作れて嬉しいです。イーストエンド(世界の極東)から、(ロンドンの)ウェストエンドへ作品を持ってくるのは大変な苦労がありました。ただ、すべてにおける、本当のマジシャンはスタジオジブリの宮﨑駿さんです。彼の素晴らしい映画は、私たち全員に多大なるインスピレーションを与えてくれました」と語ると、会場全体から大きな拍手が沸き起こった。最後に、日本語で「駿さん、本当に有難うございます」と締めくくった。
トロフィーを手にしたジョン・ケアード
なお2025年7月から8月には、中国・上海での上演を予定している。
<公演情報>
舞台『千と千尋の神隠し』2025年上海公演
舞台『千と千尋の神隠し』上海公演ポスター
原作:宮﨑駿
翻案・演出:ジョン・ケアード
共同翻案:今井麻緒子
オリジナルスコア:久石譲
※キャストは後日発表
2025年7月14日(月)~8月3日(日)
会場:中国・上海文化広場
公式サイト:
https://www.tohostage.com/spirited_away/
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