2023年4月5日 17:00
JO1・與那城奨が沖縄を舞台に“真逆の役”に挑戦。「いい意味でみなさんを裏切れるのは楽しい」
だからこそ、中途半端にはできませんし、現実として起きているこれらの問題を、僕が出演することによって、伝えられることがあるんじゃないかなと思ったんです。なので、そこは覚悟を決めて、頑張ってみようと思いました。ただ、初めてドラマ出演をさせていただいたドラマ『ショート・プログラム 交差点前』(Amazon Prime Video)がコメディに近い役で、こういったシリアスな役を演じたことがなかったので、最初は「自分で大丈夫かな?」と不安でしたね。
――特にどんなことで悩みましたか?
與那城僕の颯太という役は、かなりキツいセリフが多かったんです。普段はそういった言い方はあまりしないので、言い慣れなくて……。
――どう乗り越えたのでしょうか。
與那城「もう振りきるしかないな」と思ったんです。JO1で音楽の活動はしていますが、役者としてお仕事をいただいたのであれば、そこを振りきり、思いきってやらなくてはいけないと思いました。
――振りきるためにどんな準備をしましたか?
與那城家の中で、セリフを思いきり叫びました(笑)。悪口ではなく、ちょっと悪いイメージがあるセリフを大きな声で叫ぶことで、その言葉に対しての躊躇をなくすようにしたんです。