2023年4月5日 12:45
藤原竜也が伝説の歌舞伎役者に! 舞台『中村仲蔵』上演決定
厳しい階級制度の江戸歌舞伎界で、努力と才覚と不屈の精神で大スターへと駆け上がった男の波乱万丈な人生を描く舞台『中村仲蔵』が、2024年2月に東京建物 Brillia HALLで上演されることが決定した。
歌舞伎全盛であった江戸時代中期に実在した破天荒な歌舞伎役者・中村仲蔵。梨園の血縁ではない彼は、市川團十郎に可愛がられて異例の出世を遂げ、一代で「名人仲蔵」と言われるまでになった。その波乱万丈な人生は落語や講談でも語り継がれ、いまなお人気の演目だ。
そんな唯一無二の中村仲蔵の物語を、歴史ドラマに定評がある映像監督の源孝志が舞台戯曲として書きおろし、演劇界の次代を担う蓬莱竜太が演出する。中村仲蔵役を務めるのは藤原竜也で、源と舞台で組むのは初、蓬莱と組むのは『木の上の軍隊』『渦が森団地の眠れない子たち』に続き、今回で3度目となる。
併せて、源、蓬莱、藤原からコメントが到着した。
■脚本:源孝志 コメント
一昨年前、この伝説に満ちた中村仲蔵という役者のドラマを作るにあたり、泣けてくるほど膨大な資料を読み込んだ。
それこそ全部描けば大河ドラマになるほどのエピソードが、この天才役者の54年の人生にぎっしり詰まっている。