2022年3月14日 18:00
牧島 輝が語る『サロメ奇譚』 「今後『サロメ』に触れる度、朝海ひかるさんを思い出す」
オスカー・ワイルドの『サロメ』を原案に、ペヤンヌマキが脚本、稲葉賀恵が演出を手がけ、朝海ひかるが主演を務める舞台『サロメ奇譚』が3月21日に開幕する。
サロメはなぜ預言者の首を求めたのか――。新約聖書をもとに書かれた本作を現代に置き換え、とある一家での一晩の出来事として描く本作。出演は、朝海ひかる、松永玲子(ナイロン100℃)、牧島 輝、ベンガル、東谷英人(DULL-COLORED POP)、伊藤壮太郎、萩原亮介。本作にて、預言者ヨカナーンを演じる牧島 輝に話を聞いた。
舞台設定や言葉選びが現代に近いので、お客様もきっと観やすいはず
――オスカー・ワイルドの『サロメ』を原案に、ペヤンヌマキさんが書かれた脚本を読んでどう思われましたか?
原案の『サロメ』を何度か読んだときに、作品の雰囲気や世界観みたいなものは面白く感じられたのですが、正直、何度か読まないとどういうお話なのかわからなかったんですよ。だけどペヤンヌさんが書かれたものは、舞台が現代ですし日常会話にかなり近い言葉選びをされているので、「なるほど!ここはこういうことだったのか!」という面白さがありました。お客様もきっと観やすいんじゃないかなと思います
――それを実際にお稽古でやってみて、いかがですか?
ひとりで脚本を読んでいるときよりもさらに面白いです。