くらし情報『1920-30年代の貴重書に触れる 『建物公開2022 アール・デコの貴重書』東京都庭園美術館で開催』

2022年3月19日 19:00

1920-30年代の貴重書に触れる 『建物公開2022 アール・デコの貴重書』東京都庭園美術館で開催

「建物公開2022アール・デコの貴重書」


『建物公開2022アール・デコの貴重書』が4月23日(土)~6月12日(日)、東京都庭園美術館で開催される。

本展は、年に一度の建物公開展で本館と新館にアール・デコ期の書籍や雑誌等を配して装飾性豊かなアール・デコの世界を紹介するとともに、建物自体を純粋に堪能できる企画。1933年に竣工した旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館本館)の建築としての魅力を存分に味わうことが可能だ。

今年は1920-30年代のアール・デコ期の貴重書に着目。1920年代の滞欧中、朝香宮夫妻は当時全盛期だったアール・デコの様式美に魅せられ帰国している。

そして白金の地に自邸を建設するに当たり、主要な部屋の内装設計をフランスの室内装飾家アンリ・ラパンに依頼し、ルネ・ラリックをはじめとしたデザイナーが参加するなど、フランス直輸入のアール・デコ様式を取り入れた邸宅が誕生した。

この邸宅は現在、美術館として活用しているが、内部の改造を僅かにとどめ、竣工時の様態を色濃く今に伝えている。そうした背景から、当館ではフランスの装飾美術に関する書籍や雑誌、1925年のアール・デコ博覧会に関連した文献資料等を所蔵。
本展では、その貴重書を中心に本館と新館それぞれに展示する。

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