くらし情報『何気ない日常の会話が人生の支えになる 舞台『ラビット・ホール』上演中』

2023年4月12日 13:00

何気ない日常の会話が人生の支えになる 舞台『ラビット・ホール』上演中

舞台『ラビット・ホール』より 撮影:岡千里

撮影:岡千里



PARCO劇場開場50周年記念シリーズとして、藤田俊太郎演出、宮澤エマが舞台初主演する『ラビット・ホール』が東京・渋谷のPARCO劇場にて4月9日に開幕。初日前には、藤田、宮澤のほか、共演の成河、土井ケイト、阿部顕嵐、山﨑光、シルビア・グラブが会見に出席し思いを語った。


何気ない日常の会話が人生の支えになる 舞台『ラビット・ホール』上演中

『ラビット・ホール』初日前会見より、前列左から)藤田俊太郎、宮澤エマ、成河後列左から)山﨑光、土井ケイト、シルビア・グラブ、阿部顕嵐
本作は2007年に米ピューリッツァー賞を受賞したデヴィッド・リンゼイ=アベアーによる戯曲。2010年にはニコール・キッドマンの製作・主演により映画化もされ、数々の映画賞に輝いた。交通事故で幼い息子を亡くした夫婦を中心に、傷ついた心が再生に至る道筋を、家族間の日常的な会話を通して繊細に描いた傑作として知られ日本でも上演が重ねられている人気作だ。

演出を手がける藤田は、『ザ・ビューティフル・ゲーム』『ジャージー・ボーイズ』『天保十二年のシェイクスピア』などで数々の演出家賞を受賞し、今回東京公演の会場となるPARCO劇場とは、2017年からレパートリー公演である朗読劇『ラヴ・レターズ』の演出も手がけている。

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