2022年9月28日 18:00
フラカン、5年ぶり8回目の日比谷野音公演をレポート!「来年2023年、僕たち34周年、そして54歳! なんと波平と同い歳!」
Photo:CHIYORI
2022年9月23日(秋分の日)、フラワーカンパニーズが日比谷野外大音楽堂で「フラワーカンパニーズワンマンライブ『ゾロ目だョ全員集合!〜フラカン33年、野音99年〜』」を行った。
フラカンが日比谷野音でワンマンライブをやるのは、通算8回目で5年ぶり。日比谷野音はフラカンの歴史にとって、ある意味日本武道館以上に重要な会場であり100周年である来年=2023年が終わったら大規模な改修工事に入るため、数年間クローズすることが発表されているので、今回はさらに特別な日である、と言える。
秋分の日から始まる3連休の初日のこの日は、台風から変化した温帯低気圧が関東一帯を覆っており、開演時刻の17時の20分前から雨が降り始めた。が、その後、本編19曲・アンコール3曲の全22曲が終了した19時47分まで、雨具を脱げるほど弱まりはしないが、ここにいるのがつらいほど強くはならない、という按配の、空模様が続いた。後半のMCで竹安堅一が触れていたように、曲が終わるたびに、あたりが虫の音で満たされる。
9月7日にニュー・アルバム『ネイキッド!』がリリースされたばかりだが、そのリリース・ツアーは11月から、ということもあってか、同作からプレイされたのは2曲目の「行ってきまーす」