2023年3月17日 17:00
【ロングインタビュー】高橋一生×松たか子×野田秀樹スペシャル鼎談 NODA・MAP新作『兎、波を走る』に迫る!
撮影:You Ishii
NODA・MAPの新作公演がいよいよ始動!高橋一生、松たか子の顔合わせだけでも鉄板だが、さらに多部未華子、秋山菜津子、大倉孝二、大鶴佐助、山崎一と、いつものごとく豪華なキャストが勢揃いだ。もちろん作・演出の野田秀樹も出演する新作公演、その中身は……!?高橋、松、野田の御三方から少しでもヒントを得るべく粘っても、「分かっちゃったら、つまらないでしょ」(by 野田)と、今回もやはり秘密のヴェールは厚かった。笑い満載の会話からニュアンスを嗅ぎ取っていただき、想像を膨らませていただくための“ほぼ実録”インタビューをどうぞ。
潰れかかった遊園地が舞台の劇中劇「のような」お話
――現段階で私たちが知らされているのはタイトルのみ。ぜひ出来る限りの情報を語っていただけたらと思います。
野田一昨年の『フェイクスピア』が終わった後ぐらいから、少しずつ構想を重ねていった感じですかね。役者さんにもちょっと前に少しだけ台本を渡して。台本はいつもよりは時間的に早く、今のところは出来ています。
ま、タイトルから想像していただくのが一番よろしいかと思います(笑)。
NODA・MAP第26回公演『兎、波を走る』キービジュアル
――『兎、波を走る』を調べると、諺としてふたつの意味が出て来るのですが。