2021年10月15日 07:00
リサーチ10年 『最後の決闘裁判』の裏にある徹底的な歴史考証、原作者エリック・ジェイガーが語る
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10月15日(金)に日米同時公開となる『最後の決闘裁判』。今回は緻密にリサーチを重ねた実話である本作の裏側を、原作者エリック・ジェイガーの言葉を借りながら紹介しよう。
アカデミー賞作品賞を受賞した『グラディエーター』などのリドリー・スコット監督が「アカデミー賞」脚本賞を受賞した『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のマット・デイモンとベン・アフレックが黒澤明監督の『羅生門』から影響を受け、24年ぶりにタッグを組んで参加した脚本を映画化。マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレック、そして 2019年にエミー賞主演⼥優賞を受賞した注目の演技派女優ジョディ・カマーという豪華キャストを迎え、歴史を変えた世紀のスキャンダルを描く。
決闘裁判とは、その名の通り、一向に解決を見ない争いの決着を、命を賭けた決闘で決定するというもの。真実を知っているのは神だけであり、その神が“正しい者”を勝利へと導くと信じられ、中世ヨーロッパで正式な法手続きとして広く認められていた。
舞台は14世紀フランス。