湊かなえの青春小説『ブロードキャスト』新正俊を主演に迎え初舞台化決定
2024年8月に東京の恵比寿・エコー劇場にて、湊かなえの青春小説『ブロードキャスト』が初舞台化される。
『告白』や『母性』で知られる湊かなえが初めて挑んだ青春小説を、元吉庸泰を演出に迎えて舞台化する本作。陸上の夢を諦めた主人公がまさかの放送部へ入部。そこで彼は居場所が作れるのか。
主人公・町田圭祐役には、16歳での舞台デビュー以来、主に舞台を中心に活動している新正俊。圭祐とは中学時代からの友人で、圭祐が放送部に入部することになるきっかけを作る脚本家志望の宮本正也役に、ジュニア期待の新星で、かねてより舞台出演を待望していた木村来士。内向的な性格だったものの、正也に“声”の良さを見初められて放送部に入部することになる久米咲楽役に深尾あむほか、2.5次元ミュージカルから本格派ストレートプレイでも幅広く活躍する若手実力派俳優陣が結集する。
<スタッフ&キャスト コメント>
■湊かなえ(原作)
舞台の良さは、客席との距離が近く、観客が物語の熱量をダイレクトに受け取ることができるところだと思います。
私の初となる青春小説『ブロードキャスト』は、中学時代に陸上部で駅伝に打ち込んだ主人公・町田圭祐が、高校では放送部に入り、放送コンテストの全国大会を目指して、テレビやラジオのドラマ制作をしながら成長していく物語です。