2023年2月17日 18:00
【八代亜紀インタビュー】「沖縄本土復帰50周年記念コンサート」では、お客さんが想像しないような曲も歌って驚かせちゃおうかな
Photo:小境勝巳
「舟唄」「雨の慕情」などの大ヒットで昭和の歌謡界を牽引し、平成~令和と年号を変えても歌謡ポップス、ジャズ、ブルースなど様々な手法で喉を披露し続けてきた八代亜紀。
近年ではフジロックのステージで名曲ジャズと「舟唄」で群衆を沸かせたり、YouTubeでビリー・アイリッシュの「bad guy」をカバーしたりと、世代を超えたシーンでの活躍も目立つ。そんな彼女は、今年で芸能生活53年目へと突入する。八代亜紀にとっての“歌”への想いと、3月に開催される「沖縄本土復帰50周年記念」コンサートへの意気込みについて語ってもらった。
──今年でなんと芸能生活53年目に突入します。ものすごい快挙ですね。
もうね、八代亜紀、来る日も来る日も52年走りっぱなし!これはもう強調します。ここ2~3年くらいコロナのためにやっと少しお休みをいただきましたけど、それまではもう走りっぱなしで。
そのまま53年目を迎えて……すごく言えるのは、今の八代亜紀の歌声は「舟唄」にぴったりです。
──それは素敵な話ですね。歌っていて、当時とどのような違いがあると感じますか?
やっぱり当時はね、声に若さがあった。