『ハプスブルク帝国の路』 15世紀のヨーロッパを彩るラブストーリーを、音楽朗読で堪能
「マリーとマックスの物語」という副題が付けられたこのステージは、政策結婚によって結ばれたブルゴーニュ公女マリーと“中世最後の騎士”と称されたマクシミリアン1世の愛と理想の人生を描いた、ロマンティック極まりない朗読劇だ。
朗読と歌唱を担当するのは、元宝塚歌劇団月組トップの娘役、彩乃かなみ。演奏は、古楽器でルネサンス音楽を再現するフルートアンサンブルソフィオ・アルモニコ。さらには、歌手の望月万里亜に、リュート奏者、ルネ・ジェニス=フォルジャを迎えたアンサンブルはゴージャスの極み。15世紀ヨーロッパの息吹を現代に蘇らせるステージの誕生だ。
神聖ローマ皇帝、そしてオーストリア=ハンガリー帝国の皇帝として、数世紀に渡りヨーロッパの歴史に大きな足跡を残した名門・ハプスブルク家の出発点は、スイスの一地方領事に過ぎなかったというのは意外な話。その彼らが帝国の礎を築く転機となったのが、15世紀末に結ばれた、ブルゴーニュ公国の麗しき公女マリーと、後の神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世となる若き騎士マックスとの政略結婚だったのだ。この歴史の転換期とも言えるマリーとマックスの出会いと結婚、そしてそこから始まるハプスブルク帝国の物語に興味津々。
ヨーロッパが近世へと歩みを進めた激動の時代に生きた若き二人の恋と運命が、500年の時を経て音楽と朗読によって蘇る。
古楽で紡ぐ音楽朗読劇
『ハプスブルク帝国の路〜マリーとマックスの物語〜』
8月29日(金)〜31日(日)
霞町音楽堂
提供元の記事
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