2023年2月8日 18:00
負けない王者・埼玉WKに追うS東京ベイ&東京SG、僅差の4位争い、NTTリーグワン前半戦を振り返る
(c)JRLO
熱戦、激闘続きの『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23』ディビジョン1が今週バイウィークを迎えた。今年に入って5連戦、全7試合を消化し、2週間のインターバルを挟むのだ。ここまで前半戦の勢力図を振り返ってみたい。
昨季の4強も『NTTリーグワン2022-23』の高い競争力に目を見張っている。王者・埼玉ワイルドナイツのロビー・ディーンズ監督は「とても厳しい道のりになるのではないかなという思いが明確になった。試合を見ればわかると思うが、全チームが全チームを倒す可能性があるし、全チームが成長していると感じている。とてもフィジカルなゲームで競争的な大会だと思う。セットピース、1オン1のぶつかり合いが激しくなっていると感じている。
出場しているメンバーを見ればわかるが、経験豊富ないい選手が揃っている」とリーグ全体の成長を肌で感じていた。
東京サンゴリアス・田中澄憲監督が第7節・東芝ブレイブルーパス東京戦後に「ローテーションという考え方とは違う。コンディションを見ながらいい選手を出している。楽に勝てるチームはひとつもないので、常にベストメンバーで戦っていく」と語れば、BL東京・リーチ マイケルも第4節・三菱重工相模原ダイナボアーズに敗れた後「リーグワンは自分たちのパフォーマンスを5%落としたら負けてしまうくらい本当にタイトなリーグになってきた。