『IT/イット』監督&プロデューサーが、原作者スティーヴン・キングとの制作秘話を語る
子供たちを次々と血祭りに上げる邪悪なピエロ、ペニーワイズ。小学校のはみ出し者グループ“ルーザーズ”はその夏、“それ(IT)”と戦い、からくも勝利した。
全世界で7億ドルを上回る大ヒットを記録し、ホラー映画の歴史を塗り替えた『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』。スティーヴン・キングの大長編小説にはまだ続きがあり、その第2章、『IT/イットTHE END“それ”が見えたら、終わり。』が公開される。監督は前作の功労者アンディ・ムスキエティ。
製作は彼の姉バルバラ・ムスキエティ。原作者スティーヴン・キングも絶賛する本作のお楽しみポイントを、ふたりに語ってもらった。
第1章が“子供編”とするなら、第2章の本作は“大人編”。あれから27年、大人になり都会で暮らしていたルーザーズたちが、故郷に残っていたメンバーのひとりから連絡をもらい帰ってくる。“それ”がまた現れたからだ。
「第1章では、子供の純粋さを描きたかったから子供時代だけに絞ったんだが、第2章では大人編と子供編を交互に描くと最初から決めていた。彼らは子供時代のトラウマに出会わなきゃいけないし、それが原作どおりでもあるからね」(アンディ)