共演者が小瀧望(WEST.)をこぞって称賛! 井上ひさしの幻の戯曲『うま-馬に乗ってこの世の外へ-』が開幕へ

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共演者が小瀧望(WEST.)をこぞって称賛! 井上ひさしの幻の戯曲『うま-馬に乗ってこの世の外へ-』が開幕へ


PARCO PRODUCE 2026『うま-馬に乗ってこの世の外へ-』が2026年7月8日(水)から、東京・PARCO劇場で開幕する。開幕を前にした7日、同劇場で初日前会見が行われた。

2022年3月、人気番組「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系列)を通して発見された戯曲『うま-馬に乗ってこの世の外へ-』は、井上ひさしが、「井上ひさし」を名乗る前、1959年、24歳の時に執筆した作品で、東北の民話『馬喰八十八(ばくろうやそはち)』をベースに構築されている。

〈マレビトである主人公・太郎は、病身の母親と馬を一頭連れて村にやってくる。太郎は、馬地主をはじめとする村の男たちを騙し、彼らの金をとことん巻き上げていく。そして出会う女は全て虜にして捨てる。自らの弁舌と才覚だけを信じ、信仰も否定し、胸がすくほどの極悪ぶりで、閉鎖的なムラ社会と常識を破壊していく〉というストーリー。

演出は、パルコ・プロデュース『ラビット・ホール』と東宝ミュージカル『ラグタイム』で23年度読売演劇大賞の最優秀演出家賞と大賞に輝いた藤田俊太郎。


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藤田俊太郎
会見で「さまざまな趣向と想像力を駆使して創作した作品です。皆様に自信を持ってお届けできることを幸せに思っております。お客様には劇場に来ていただいて、大いに泣いて、大いに笑っていただけたら」と話した。

悪の魅力がきらめく主人公・太郎を演じるのは、人気グループ『WEST.』として活動する小瀧望。初日を前にした心境を「高揚感というか、ワクワクドキドキしています」と語る。

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小瀧望
他の井上作品を舞台で観たことがあるという小瀧は本作について、「若かりし頃の荒々しさみたいなものがどこか残っていて。この時代の言葉もあれば、現代っぽい言葉もあって、それらが入り混じっていることに本当に非常に悩まされ、苦しみました」と語り、「テーブルワークから始めて、役者同士で、ああなんじゃないか、こうなんじゃないかと意見を出しあって、なんとか食らいつきました」と明かす。

そして、藤田の演出については、「最初からこうですというより、自由にやらせていただいて、どんどん自分の太郎を引き出してくださった。
いろいろなことに挑戦できて楽しかったです」とコメント。悪役に挑戦したことについては、「太郎という人物の選択が小瀧望にはない選択が多いので、『これは何でなんだろう?』と考えるのは楽しかったものの、出口が見えない模索だった」という。

観客に対しては、小瀧は「井上ひさしさん幻の戯曲、世界初演ですし、それに挑むことができるのを幸せに思いますし、誇りに思います。作品の魅力を存分に伝えられるよう、みんなで一生懸命一丸となって、1カ月半ぐらい挑んできました。いよいよ皆さんにお届けできるのを幸せに思います。どういうメッセージが隠されているのかなどと難しいことは考えずに、物語や登場人物たちの滑稽な会話や、時々恐ろしい出来事もあったりするのを体感していただけたら嬉しいなと。劇場でお待ちしています」と呼びかけた。

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左から)音月桂、小瀧望、梅沢昌代、安井順平
そんな小瀧については、共演者から相次いで称賛の声が。
峠の茶屋のおかみ・お京を演じる音月桂は「(小瀧さんは)アイドル活動もされていますし、他の作品を拝見すると、硬派な役が多いと思っていたので、初めて本読みをしたときに、すごく荒々しくて、声色とかもいい意味でギャップがあって。ピカレスク俳優というか、こういう役をさせたら右に出る人はいないんじゃないかというぐらいです」と話す。

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音月桂
太郎を目の敵にする村の権力者・松左エ門役の安井順平も「売れっ子ですからね、態度が偉そうだったらどうしようと思っていたんですが(笑)、腰が低くて素晴らしいですよ。初期の段階で、『ここは数ページ前のシーンがこうなっているので、僕はこうします』などとディスカッションしていて、非常に本を読める俳優さんだなと。きちんと本を読んでいるからこそ、そういう答えが出るんだなというのが稽古場で垣間見えました」といい、太郎の盲目の母役である梅沢昌代も「素晴らしいですよ。ダイナミックで繊細で、信頼できる役者さんだなぁと」と小瀧のことを褒めていた。

共演者が小瀧望(WEST.)をこぞって称賛! 井上ひさしの幻の戯曲『うま-馬に乗ってこの世の外へ-』が開幕へ

安井順平
共演者が小瀧望(WEST.)をこぞって称賛! 井上ひさしの幻の戯曲『うま-馬に乗ってこの世の外へ-』が開幕へ

梅沢昌代
上演時間は第一幕(約95分)、休憩20分、第二幕(約75分)。東京公演は7月28日(火)まで。
大阪公演は8月6日(木)~12日(水)、SkyシアターMBSにて。

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取材・文:五月女菜穂

<公演情報>
PARCO PRODUCE 2026
『うま-馬に乗ってこの世の外へ-』

作:井上ひさし
演出:藤田俊太郎

出演:
小瀧望音月桂加藤梨里香大鶴佐助小松利昌
小林きな子小柳心尾倉ケント森加織
安井順平梅沢昌代

【東京公演】
2026年7月8日(水)~28日(火)
会場:PARCO劇場

【大阪公演】
2026年8月6日(木)~12日(水)
会場:SkyシアターMBS

関連リンク
チケット情報:
https://w.pia.jp/t/uma/(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2667015&afid=P66)

公式サイト:
https://stage.parco.jp/program/uma

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