平方元基、ウエンツ瑛士、笹本玲奈ら出演の“逆再生”ミュージカル『メリリー・ウィー・ロール・アロング』本日開幕
『ウエストサイドストーリー』『ジプシー』(作詞)、『カンパニー』『リトル・ナイト・ミュージック』『太平洋序曲』『スウィーニー・トッド』『サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ』『イントゥ・ザ・ウッズ』『パッション』(作詞作曲)など、代表作をひとつ挙げよと言われたら困ってしまうほど数多くの傑作ミュージカルを生み出してきたブロードウェイの巨匠、スティーブン・ソンドハイム。本日5月17日(月)に新国立劇場 中劇場で幕を開ける『メリリー・ウィー・ロール・アロング』は、半世紀以上にわたって第一線で活躍し続ける彼が、1981年に世に送り出した作品だ。
常に意欲的な作品に取り組んできたソンドハイムらしく、本作も“逆再生”という異色の手法で描かれるミュージカル。映画プロデューサーとして成功を収めたフランク(平方元基)は、新作のヒットを祝うホームパーティーでひと波乱起きたことをきっかけに、「なぜこうなってしまったのか?」「どこで間違えたのか?」と記憶を巻き戻す。彼の人生の岐路にはいつも、今はアル中の元ベストセラー作家メアリー(笹本玲奈)と、ピューリッツァー賞を受賞した脚本家のチャーリー(ウエンツ瑛士)