2021年11月30日 07:00
萩原利久&八木勇征が憧れる男の美しさ「たくましい脚を見ると、おおっ!てなります」
清居って周りに何かと人が集まってくる存在ではありますが、極端な話、清居からすると周りはみんなカボチャやジャガイモのようにしか見えなかったと思うんですよね。でも、平良は人間の顔をしていた。そこからすべてが始まっていったんだと思います。
――平良がただ熱烈に信奉しているだけではなく、それを受けて見えていく清居の心の揺れが、この物語の面白いところです。
八木そうなんですよね。気づいたらどんどん清居も平良に心が動いていく。でも、平良にとっては神様みたいなものだから、なかなか恋愛感情に結びつかない。平良は清居が自分を好きになるなんてまったく考えてもいないから。
ある意味、清居を超える俺様なんですよ、平良は(笑)。
萩原そうね(笑)。
八木無自覚な俺様だから。
萩原確かに。いちばんタチが悪いよね。散らかすだけ散らかして帰っちゃうみたいな。
八木そうそう。
萩原せっかく清居が積み上げてきた積み木を。
八木ぶち壊すのが平良だから(笑)
教室に入ってくる清居を見て、一気に惹きこまれた
――八木さんの演じる清居に痺れた瞬間はありますか。
萩原平良としていた時間は日々そんな感じだったんですけど、やっぱりそれをいちばん強く感じたのは、出会いのシーンかな。