2022年3月2日 12:00
Bialystocks、ソールドアウトとなった『Tide Pool』リリース記念ライブの公式レポート到着
(Photo by SHUHEI.W)
Bialystocksが1st EP『Tide Pool』のリリースライブを2月25日に新代田FEVERで開催した。共演予定だったRyu Matsuyamaは残念ながら新型コロナウィルス感染を受け、出演辞退となったが、Bialystocksに対する期待値の高さを証明するように当日完売という盛況ぶりだ。
映像作家でもある甫木元空(Vo)と、他のアーティストのサポートやジャズのライブで活躍する菊池剛(Key)からなるBialystocks。結成のきっかけは甫木元が手掛けた映画『はるねこ』(2016年)の劇中音楽をライブ演奏するイベントで、2019年から活動開始。映画やミュージカルといった二人の共通項と、甫木元のどこか郷愁やペーソスを感じさせる歌詞の世界観、菊池のバックボーンであるジャズやソウルが融合した、オリジナリティと風通しの良さが同居した音楽性で早耳の音楽ファンを惹きつけている。
ライブはMVのダイジェスト映像を背景に波の音が流れる中、サポートメンバー5人とともにステージに登場。1曲目は『Tide Pool』収録の「光のあと」でスタート。音数を選びぬいた演奏の上をあたかもそこあることが当たり前のような伸びやかな甫木元のボーカルに驚く。