2022年6月30日 13:00
NTLive『リーマン・トリロジー』京都でも6日間限定で上映
(C)Mark Douet
NTLive『リーマン・トリロジー』が、7月22日から27日にかけて京都・アップリンク京都で上映されることが決定した。
『リーマン・トリロジー』は、世界的な投資家リーマン一家が米国に移住した1844年から、2008年のリーマン・ショックが起こるまでの3世代にわたる栄光と衰退を描く舞台作品。ブロードウェイ版は、第75回トニー賞で最多5部門の演劇作品賞、演劇演出賞(サム・メンデス)、演劇主演男優賞(サイモン・ラッセル・ビール)、演劇照明デザイン賞(ジョン・クラーク)、演劇装置デザイン賞(エス・デヴリン)を受賞している。
今回上映されるナショナル・シアター・ライブ版はロンドンで上演されたオリジナル版で、NYの舞台に出演しているエイドリアン・レスター役はベン・マイルズが演じる。本作でトニー賞を受賞した巨匠サム・メンデスによる巧みな演出、NYの変わりゆく姿を透明な箱のセットで表現したエス・デブリンによるデザイン、ジョン・クラークによる照明、そして主演3人の演技と一台のピアノによる舞台進行は、全てが完璧なケミストリーを生み出している。現在トニー賞受賞を記念して東京・シネ・リーブル池袋で上映中だが、他の地域でも上映を希望する声が寄せられ、関西でも上映されることとなった。