2022年4月27日 07:00
中村勘九郎主演の“五感を揺さぶる朗読劇”『バイオーム』製作発表にキャスト集結! 脚本の上田久美子、演出の一色隆司も意気込み語る
撮影:五月女菜穂
“五感を揺さぶる朗読劇”の『バイオーム』が2022年6月8日(水)から東京建物Brillia HALLで開幕する。4月26日、都内で製作発表会見が行われ、主演の中村勘九郎をはじめ、出演する花總まり、古川雄大、野添義弘、安藤聖、成河、麻実れいらが思いを語った。
本作の脚本を手掛けるのは、宝塚歌劇団で心に残る名作を生み出してきた上田久美子。22年3月末に宝塚歌劇団を退団し、本作が初めての宝塚以外での脚本となる。そして、演出は『麒麟がくる』や『精霊の守り人』など映像作品で知られている一色隆司が務める。
上田久美子
一色隆司
主演する勘九郎は「こんなに豪華な皆様とご一緒できるというだけで幸せ。脚本を読んだだけでは、完成形がどうなるか全然分からないが、それはそれで本当に楽しみ。稽古をして、いい作品を皆様に届けられたら幸せに思う」と笑顔。
ルイとケイという8歳の男の子と女の子を演じることについては「四十の私が演じるとどうなるのかという不安しかないが、遠い昔に置き忘れてしまった純粋な心を本番までに取り戻してやりたい」。また会見では、歌舞伎の世界は「おじさんばかりだから......」