小菅優の四元素シリーズ完結 vol.4「Earth」が訴えかけるものとはいかに!
日本を代表するピアニストに成長した小菅優の4年間に及ぶシリーズ「四元素」の集大成とでも言えるvol.4「Earth」公演が目前だ。「水・火・風・大地」の四元素を音楽で表現した本シリーズは、古代ギリシャやヨーロッパで広く支持される思想にインスパイアされた小菅優が、4年間に渡って取り組んできた画期的なリサイタル・シリーズだ。
最終回となる今回のテーマ「Earth/大地」は、これまで取り上げてきた生命に欠かせない自然現象「水・火・風」に対し、より人間そのものに近づいたものだという。森や緑といった「生」を感じる作品であり、土に帰るともいう「死」、そして人それぞれの原点を形作ったかけがえのない故郷をもとに作品をセレクトしたというのも興味深い。
●公演詳細 http://www.kajimotomusic.com/yu-kosuge-2020/
●公演概要
2020年11月27日(金)19:00開演(18:30開場)
会場:東京オペラシティ コンサートホール
<PROGRAM>
ベートーヴェン: バレエ「森の乙女」のロシア舞曲の主題による変奏曲 WoO71
シューベルト:幻想曲 ハ長調 D760 「さすらい人」