2024年4月13日 12:00
勝てばプレーオフのBL東京、モウンガ不在の中神戸S撃破なるか?
(C)スエイシナオヨシ
勝てば、プレーオフトーナメント進出である。1敗で2位をキープする東芝ブレイブルーパス東京は5位コベルコ神戸スティーラーズに勝点16差を付ける。リーグ戦は残り4試合となる『NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24』第13節で両軍は激突。BL東京が神戸Sに勝てば、『NTTリーグワン2022』以来の2年ぶりのPOへ勝ち進むのだ。
もともとFWのフィジカルの強さとBKの展開力に定評があったBL東京だが、今季はディフェンスを強化。昨季までは好不調の波があり、爆発力はあるものの大味な乱打戦に陥り、競り負けることが散見した。しかし、今季は自陣ゴール前で粘り強い守備を繰り広げる。さらにニュージーランド代表56キャップのSOリッチー・モウンガが加入し、課題とされたゲームコントロールが逆に武器となった。
パス、キック、ランのどれをとっても一級品の10番は卓越した試合運びを披露。11勝をマークするBL東京だが、7点差以内の勝利は実に半分近い5勝を数える。フィジカル自慢FWにオールブラックス33キャップのFLシャノン・フリゼルが加わり、より強固になった。モウンガとコンビを組むSHでは杉山優平がブレイク。