2022年9月2日 12:00
大事な次を制するのは6発大勝後のFC東京か? 公式戦4連敗中の2位・横浜F・マリノスか?
(C)J.LEAGUE
次が大事だ。前節、柏レイソルを相手に大勝を飾ったFC東京は7位に浮上。25試合を戦い11勝5分9敗・勝点38としたのだ。3位・サンフレッチェ広島は勝点47だが、消化ゲームはFC東京よりも2試合多い。4位・鹿島アントラーズも5位・柏も27試合と踏まえると、『AFCチャンピオンズリーグ(ACL)』出場圏内の3位を諦めるのはまだまだ早い。
それにしても前節は見事だった。8月27日『明治安田生命J1リーグ』第27節の三協フロンテア柏スタジアムで、先制点が生まれたのは40分だった。ゴール前でボールを受けたCFディエゴ・オリヴェイラが個の力でペナルティエリア右を突破、グラウンダーの速いクロスにインサイドハーフ松木玖生が滑り込んでゴールネットを揺らした。
すると5分後には右ウイング紺野和也がボールを受け前進すると、ゴール前の左ウイング渡邊凌磨へ。渡邊がボールを左へはたくと、走り込んだ左SBバングーナガンデ佳史扶がダイレクトで左足を振り抜き追加点をマーク。
2-0の前半から一転、後半は乱打戦の様相を呈した。54分FWドウグラスのヘディングは不発に終わるも、こぼれ球をMFドッジに決められて1点返されると、3分後に右SB長友佑都のクロスを途中出場のFWアダイウトンがドンピシャヘッド。