丘みどり初主演舞台『おちか奮闘記』公開稽古実施 稽古写真&コメント到着
2024年12月19日、丘みどり初の主演舞台『おちか奮闘記』の公開稽古が行われ、稽古写真とコメントが到着した。
原作は『明治一代女』や『風流深川唄』などで知られる川口松太郎の名作『浪花女』で、今回はタイトルを新たに、音楽性の高い作品に仕立て直して届けられる。明治初期の大阪を舞台に、義太夫節三味線方・豊澤団平の芸に惚れて妻となったおちかが、人形浄瑠璃『壺坂霊験記』を完成させるまでを描く。
キャストは、おちかを演じる丘のほか、人形浄瑠璃の三味線奏者・豊澤団平役で三田村邦彦、おちかの母親・お政役で河合雪之丞、大阪松島の人形遣い・文吉役で賀集利樹、団平を師とあおぐ竹本春子太夫役で松本慎也、大阪松島の芸妓・おくに役で瀬戸摩純が出演する。
舞台稽古では、1幕より、芸に生きる夫・団平(三田村)のためには周囲の意見にも聞く耳を持たない、おちか(丘)の気の強さが表れているシーンと、2幕からは、弟子への情を見せる団平が、情のわからないおちかに対し「大阪へ帰んなはれ」と言い放つ、緊迫感漂うシーンが公開された。
この日丘は、劇中で歌う楽曲も披露。美空ひばりの名曲「芸道一代」と、自身の「別離(さよなら)