2023年1月14日 11:20
ゆうめいの新作公演『ハートランド』上演決定 相島一之、saraらが出演
舞台・美術・映像を作る団体ゆうめいの新作公演『ハートランド』が、4月20日(木) から4月30日(日) にかけて上演されることが決定した。
本公演は、東京芸術劇場が劇団に上演の機会を提供する提携公演「eyes plus」シリーズに選抜され、ゆうめいとしては2度目の東京芸術劇場シアターイーストでの公演となる。
ゆうめいは、実体験や取材に基づいて作品を描き、時には実際の人物を出演させ、上演を行うことそのものが現実でありドキュメンタリーともなる作品を制作。『ハートランド』では、国の情勢、個々人の人間関係、当事者と当事者以外の認識の乖離によって「東京芸術劇場に出演できない存在」を主軸に、実際に体験した出来事から解読できる人間の習性を描写するモキュメンタリーかつエンターテインメントなステージをお届けする。
舞台は、都心から遠く離れた山奥の駆け込み寺的なコミュニティ。色恋沙汰や階級制度、性別における特権や差別といった日本の俗世から逃れ静かに暮らしたい人々のところへ、アジア系の外国人女性が駆け込んだことから俗世まみれのコミュニティとなり崩壊が起こる過程が描かれる。本作では映像演出やモーションキャプチャーによるVR映像も使用し、劇場での演劇表現だけではないメタバース的なコミュニティも同時に描く。