夫婦の会話が少ない原因とは……会話がないのはいけないこと?
「最近、夫・妻とほとんど話していない気がする……これって大丈夫なの?」
結婚して長く夫婦で生活を送っているうちに、会話が減っていることに気づいて、なんとなく不安になったことはありませんか?
会話が減ると、「すれ違ってしまうのではないか」「会話がない=不仲?」など、ネガティブなイメージを抱いてしまいがち。しかしそれは、本当にいけないことなのでしょうか。
今回は、夫婦の会話の少なさが問題になるのか、会話の少ない原因や会話を増やす方法についてお伝えします。
会話がない=離婚の危機?
とくに夫婦仲が悪いわけではないのに、会話が少なくなっているとなると、不安をおぼえるかたもいるでしょう。実際、会話の少なさは離婚の原因になるのでしょうか。
総務省の2012年度の調査によると、男女ともに離婚理由としてもっとも多かったのは「性格が合わない」。次いで、男性側の理由としては「異性関係」「精神的虐待」「家族・親族との折り合いの悪さ」が、女性側の理由としては「暴力」「生活費を渡さない」「精神的虐待」となっています。
「会話の少なさ」が直接的な原因になっている項目は、少なくとも上位にはないようです。
1位の性格の合わなさは、性格が合わないから会話が少ないということも考えられますが、必ずしも会話の少なさとイコールになるとは言えないのではないでしょうか。