くらし情報『C・イーストウッド監督が、硫黄島の激戦を日米双方の視点で描いた2部作 『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』 2月18日、25日 よる7時~BS12 トゥエルビ「土曜洋画劇場」で放送』

C・イーストウッド監督が、硫黄島の激戦を日米双方の視点で描いた2部作 『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』 2月18日、25日 よる7時~BS12 トゥエルビ「土曜洋画劇場」で放送

3.みどころ(映画評論家・立花珠樹氏)

78年前の2月19日、米軍の上陸作戦が始まった
戦争の悲惨さ、日米双方の視点から描く
イーストウッド監督のフェアな姿勢に感服

BS12トゥエルビ「クリント・イーストウッド特集」の後半は、監督作品『父親たちの星条旗』(2月18日)、『硫黄島からの手紙』(2月25日)を放送する。この2本は、太平洋戦争末期に日米両軍が死闘を繰り広げた硫黄島の戦いを、双方の視点から描いた作品だ。単独でも見応えがあるが、できれば2本併せて見ることをお勧めしたい。イーストウッド監督が込めた思いが、よりはっきり伝わってくるはすだ。

【1枚の写真が運命を変えた―『父親たちの星条旗』】
米海兵隊の硫黄島上陸作戦が始まったのは、1945年2月19日(放送日の翌日!)だ。東京から約1250㎞南の太平洋上にある硫黄島は、米軍にとって日本本土を攻撃するための重要な戦略的拠点だった。
ものすごい数の軍艦が海を埋め尽くし、6万人を超す海兵隊員が上陸、約2万2千人の日本軍守備隊と激しい戦闘となった。死闘は1カ月以上続き、日本軍はほぼ全員が戦死して壊滅、米軍も7千人近い戦死者を出した。

『父親たちの星条旗』は、この戦いの中で撮られた1枚の有名な報道写真が、物語の軸になっている。

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