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NHK夜ドラ『つくたべ』脚本家・29歳でうつと診断、30歳以降は毎年冬季うつ 山田由梨氏が初エッセイつづる

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NHK夜ドラ『つくたべ』脚本家・29歳でうつと診断、30歳以降は毎年冬季うつ 山田由梨氏が初エッセイつづる

山田由梨氏


脚本家・山田由梨氏によるエッセイ本『ぜんぜんダメでパーフェクトなわたしたち』(KADOKAWA)が、10日に発売された。

山田氏は、NHK夜ドラ『作りたい女と食べたい女』シリーズ、AbemaTVオリジナルドラマ『17.3 about a sex』などの脚本で注目された、新進気鋭の脚本家。29歳でうつと診断され、30歳以降は毎年冬季うつを繰り返すようになった。

初のエッセイ本では、この体験から感じたこと、休みをとることの難しさと大切さ、元気な夏と元気になれない冬を行き来する心持ちについて、正直につづった。2025年春から夏にかけての全編書き下ろし。

■「あとがき」より一部抜粋
「わたしが全然ダメなときの話、特にうつのことを書くのは、勇気がいることでもあった。なるべく全てうまくいっていると思わせたい気持ちがないわけじゃない。とりつくろいたいし、かっこよくいたい。
でもダメなところを書き出して、1つ1つ文章にまとめていくという作業は、自分から少し離れたところにそれを置いて、眺めてみるというような感覚があって、不思議とそれをしているとどれもこれも愛しく、可愛らしいと思えた。」

■目次
はじめに―休むこと

1章ほんとうは冬眠したい
冬に調子が悪くなる
冬の習慣
スパイスカレー
ほぐれてから話せること
趣味がない
うつが明けるXデー
元気
ねこらむ猫が家族になった日

2章より良く生きたいだけなのに
なにもしてない
都心で食べる川魚
おしゃれになりたい
誰にも言いたくないこと
仮免許学科試験
仮免許実技試験
急な体
モチベーションがなくても
まあいっか
ねこらむ猫になれない

3章ぜんぜんダメでパーフェクトなわたし
別れは少しずつ
猫の入院
人生のパラダイムシフト
傷つくこと
山元町でのこと
災害ユートピアから
夢も目標もない
わたしは球体
ねこらむ猫は死ぬべきではない

おわりに―書くというセルフラブ

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