声優・松来未祐さんの名前を冠した医学賞が創設 「CAEBVを治せる病気にする」未来へ繋げる願い
松来未祐さん
慢性活動性EBウイルス病をテーマとした国際会議「第1回CAEBV国際シンポジウム」が、3月20日・21日に開催されることを受け、2015年に慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)で亡くなった声優・松来未祐さんの名前を冠した医学賞「松来未祐賞」が創設されることが発表された。同賞は、CAEBV研究の未来を担う若手研究者の支援を目的としている。
松来さんは、アニメ『ふたりはプリキュアSplash☆Star』チョッピ役、『蒼穹のファフナー Dead Aggressor』羽佐間翔子役、『這いよれ! ニャル子さん』クー子役、『ひだまりスケッチ』吉野屋先生役、『ハヤテのごとく!』鷺ノ宮伊澄役などを務めた声優で、2015年に38歳の若さで亡くなった。
「松来未祐賞」創設について、所属事務所の81プロデュースは「3月20日・21日に慢性活動性EBウイルス病をテーマとした国際会議「第1回CAEBV国際シンポジウム」が開催されることになり、この度[松来未祐]の名前を冠した医学賞ができることになりました。開催にあたりご支援いただきました皆様、誠に有難う御座いました」と伝えた。
また、第1回CAEBV国際シンポジウム会頭・新井文子は「シンポジウムにおいて「松来未祐賞」を設けることといたしました。松来未祐さんは、日本のアニメ作品で多くの魅力的なキャラクターを演じ、多くの人々に愛された声優でした。しかし2015年、38歳という若さで慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)により亡くなられました」と報告。
「松来さんは生前、同じ病気に苦しむ患者さんのために「治療法が開発されてほしい」という強い願いを持っておられました。その想いは、今もご友人やファンの皆さまの中に受け継がれています」と経緯を伝えた。
続けて「今回、シンポジウム開催にあたりクラウドファンディングを通じてご寄付を募ったところ、100名を超える松来さんのファンの方々から温かいご支援をいただきました。皆さまからは「CAEBVの問題を解決してほしい」「この病気を治る病気にしてほしい」という強いメッセージが寄せられました」とし、「こうした想いを未来につなげるため、いただいたご寄付の一部を用いて、CAEBV研究に取り組む意欲のある若手研究者のシンポジウム参加費用を助成する賞として「松来未祐賞」を創設いたしました。現在選考中で、シンポジウム当日に発表を予定しています」と説明した。
最後に「この賞が、CAEBVの理解と治療の発展を担う新しい研究者たちを励まし、松来未祐さんの願いであった「CAEBVを治せる病気にする」未来へとつながることを願っています」とつづった。