“狂言界のサラブレッド”野村裕基、実は『PSYCHO-PASS』の大ファン 作中セリフを軸に『能 狂言 刀剣乱舞』に挑む

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“狂言界のサラブレッド”野村裕基、実は『PSYCHO-PASS』の大ファン 作中セリフを軸に『能 狂言 刀剣乱舞』に挑む

今作への意気込みを明かした野村裕基 (C)ORICON NewS inc.


狂言師の野村萬斎の息子で狂言師の野村裕基(26)が25日、東京・国立能楽堂の研修能舞台にて行われた人気ゲーム『刀剣乱舞ONLINE』を原案とする『能 狂言 刀剣乱舞』の制作発表記者会見に登壇。実はテレビアニメ『PSYCHO-PASS』大ファンだと明かし、今作への意気込みを明かした。

この日は、髭切役の野村、膝丸役の大槻裕一、『刀剣乱舞ONLINE』原作プロデューサーのでじたろう氏が出席。『能 狂言 刀剣乱舞』は、日本の伝統芸能である能・狂言と『刀剣乱舞』の世界観を融合させた新たな舞台作品となる。第1弾「妖蜘蛛編」には刀剣男士・髭切・膝丸が登場する。

今作の能狂言化について、野村は「いわゆる新作というものになります。能や狂言への敷居の高さが皆さまの中にはどうしてもあると思うので、親しみを持っていただくということでは新作というのはいいのかなと思う」としつつ、「刀も伝統でありますので、表現の親和性を感じると思いました」と印象を明かした。

さらに「個人的な話でいうと」と切り出し、「『PSYCHO-PASS』というアニメの大ファン」と告白。
『PSYCHO-PASS』は、『刀剣乱舞ONLINE』を手掛けるニトロプラスも制作に携わったオリジナルSFアニメ作品。野村は「高校の時にイギリスに留学していたんですけれども、イギリスにアニメをダウンロードして持っていって観てて…」と青春時代を回顧した。同じ舞台上で聞いていたでじたろう氏もまさかの事実に驚きつつ「うれしい」とにっこり。

そして「『PSYCHO-PASS』は未来の話で、『歴史に敬意を払いなさい』というセリフもあったりして、『刀剣乱舞』の話も未来から我々の生きる現代、またはちょっと古い世界に向けた話だという意味では、ある意味似ている」とし、「新作をやるというところで言えば、歴史に敬意を払いながら、能舞台という場所で、新作というもので表現できたらいいかなと思います」と意気込んだ。

新作能の作詞は能楽師シテ方観世流(人間国宝)の大槻文藏、監修は野村萬斎、演出はわかぎゑふが担当。第2弾は小狐丸、第3弾は謎の刀剣男士が登場すると予告されている。刀剣育成シミュレーションゲーム『刀剣乱舞ONLINE』は、15年にPCブラウザ版のサービスが開始され、翌年の16年にスマホアプリ版のサービスが開始。同作のメディアミックスとして、15年よりミュージカル『刀剣乱舞』、16年より舞台『刀剣乱舞』が上演。
16年よりテレビアニメ『刀剣乱舞-花丸-』、17年には『活撃刀剣乱舞』が放送された。

さらに、23年7月より歌舞伎『刀剣乱舞』が上演され、24年10月より音楽ライブプロジェクト「ぴゅあくる刀剣男士」が公演されるなど、10周年を迎えた現在もさまざまな形のメディアミックス作品の展開がされている。

上演期間は、7月28日~29日、8月24日~26日に東京・国立能楽堂、9月11日~12日に京都・金剛能楽堂で上演。出演者はほかに、福王和幸、大槻文藏となっている。

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