前田大然、W杯で痛感した“個の力” 磨かなければ「これ以上、上に行くことはできない」
試合で痛感したという“個の力”について語った前田大然 (C)ORICON NewS inc.
サッカー日本代表FWでスコットランドのセルティックに所属する前田大然が10日、都内で行われた自叙伝『がむしゃら なぜ俺は、こんなに走るのか――。』(幻冬舎)のお渡し会&W杯報告囲み会見に登場した。W杯から帰国後初のイベントで、現在の心境と、試合で痛感したという“個の力”について語った。
カナダ、メキシコ、アメリカの3ヶ国で開催されているW杯。日本代表は、グループステージ・グループFを突破し、決勝トーナメント1回戦でブラジルと対戦するも1-2で惜敗し、3大会連続の16強入りとはならなかった。
帰国直後は時差もあり、朝早く起きてW杯を観て「悔しい気持ちになっていた」と明かした前田。だが少し時間が経ち「今は次に向かっている」と前を向く。
「もちろん悔しい部分はありますけど、また次のシーズンが始まるので、しっかり切り替えないといけない。
次のW杯を目指すよりは、まずは目の前の1日を大事にして、その先にW杯が4年後あると思うので、まずは自分のチームでしっかり結果を残したい」と語った。
前回大会から“個の力”の向上を目指してきた日本。前田は「でもまだまだ足りない」といい「もっと個を磨いて、その先にまたW杯があると思う」と話す。「特にブラジル戦では、みんなで止めに行ったのにヴィニシウス選手が1人で打開していた。やっぱりそれぐらい個の力をつけないと、W杯でこれ以上、上に行くことはできないと感じました。自分も含めて、1人でゴールに直結できるような選手がもっともっと日本から出ていかないといけない」と個の力の“差”を改めて痛感したと語った。
前田の初自叙伝。7月7日には重版が決定した。
所属するセルティックではもちろん、日本代表でも活躍するだが、そのキャリアは決して順風満帆ではなかった。何度つまずいても、そのたびに壁を乗り越えてきた。いつも、周りには支えてくれる人がいた。支えてくれた人たちに恩返しをするために、がむしゃらに走り続ける。前田が初めて明かす、数えきれない挫折と、そこからはい上がってきた戦いの記録となる。