NHK朝ドラ新作『なぎさの進化論』脚本家・徳尾浩司氏とは…慶大理工学部卒、過去に『私の家政夫ナギサさん』『おっさんずラブ』など【プロフ&過去朝ドラ脚本家一覧】
『なぎさの進化論』脚本を手がける徳尾浩司氏写真・戸田広
NHK大阪放送局は14日、2027年度後期連続テレビ小説『なぎさの進化論』の制作決定を発表した。
2027年度後期の連続テレビ小説は、朝ドラ史上初の“獣医師”がヒロイン。現代の大阪と鹿児島・与論島を舞台としたオリジナル脚本作品となる。ちょっぴり人が苦手で、大好きな動物のお医者さんになった主人公が、動物だけではなく人の思いに触れていくストーリー。脚本は徳尾浩司氏が手がけ、ヒロインはオーディションで選ぶ。2027年3月クランクイン予定。
■徳尾浩司氏プロフィール
1979年4月2日生まれ、大阪府出身。慶應義塾大学理工学部卒。
劇団「とくお組」主宰。主な作品に『おっさんずラブ』(テレビ朝日)、 『ライオンの隠れ家』『私の家政夫ナギサさん』(TBS)、『タツキ先生は甘すぎる!』(日本テレビ)、『シバのおきて~われら犬バカ編集部~』、『ミワさんなりすます』(NHK) などがある。
執筆にあたってのコメント
本作は、現代の大阪と鹿児島・与論島を舞台に、新米の女性獣医師が動物たちの命と向き合い、挫折と克服を繰り返しながらヒトと動物の幸せを追求していく物語です。ヒロインに特定のモデルはいませんが、私がこの半年間、北海道、東京、大阪、鹿児島で多くの獣医師の方々にお会いし、取材させていただいた一つ一つの体験が物語の指針になっています。
そしてタイトルの『なぎさの進化論』には、主人公のなぎさが自分のペースで進んだり立ち止まったりしながら、やがて自分らしい生き方を見つけていくという意味合いが込められています。ヒロインはこれからオーディションで選ばれます。犬や猫、牛などの動物が好きな方、充実した日々を仲間と走り抜けてみたい方、ふるってご応募ください。一緒に未知なる進化の旅に出かけましょう。
どうぞよろしくお願いいたします。
■NHK連続テレビ小説過去10年・今後の脚本家
2017年前期『ひよっこ』岡田惠和
2017年後期『わろてんか』吉田智子
2018年前期『半分、青い。』北川悦吏子
2018年後期『まんぷく』福田靖
2019年前期『なつぞら』大森寿美男
2019年後期『スカーレット』水橋文美江
2020年前期『エール』原案:林宏司
2020年後期『おちょやん』八津弘幸
2021年前期『おかえりモネ』安達奈緒子
2021年後期『カムカムエヴリバディ』藤本有紀
2022年前期『ちむどんどん』羽原大介
2022年後期『舞いあがれ!』桑原亮子
2023年前期『らんまん』長田育恵
2023年後期『ブギウギ』足立紳、櫻井剛
2024年前期『虎に翼』吉田恵里香
2024年後期『おむすび』根本ノンジ
2025年前期『あんぱん』中園ミホ
2025年後期『ばけばけ』ふじきみつ彦
2026年前期『風、薫る』吉澤智子
2026年後期『ブラッサム』櫻井剛、小松與志子
2027年前期『巡るスワン』バカリズム
2027年後期『なぎさの進化論』徳尾浩司
2028年前期『ほんのモキチ』宮藤官九郎
■『なぎさの進化論』物語
主人公の藤代なぎさ(ふじしろなぎさ)は、獣医学部を卒業し大阪にある大学付属の動物医療センターに就職した「研修獣医師」。ここは重い病気にかかった犬や交通事故に遭った猫などを高度医療で救う緊迫した現場で、新人のなぎさは戸惑うばかり。問診も採血も正確なエコー検査も何もできない自分にもどかしさを抱えつつも「動物を幸せにしたい!」と奮闘する。
しかし、最大の仕事は人と話すことだった!
動物の病状を伝えるのも、高額な治療費やリスクのある手術について動物に代わって選択をするのも、すべて「飼い主」。動物を救うために獣医師になったなぎさだったが、その先にある飼い主の事情に一生懸命寄り添い、最期を一緒に看取(みと)ることで、動物だけではなく人の思いに触れていく。
コミュ力抜群の陽キャ女子、ドジで愛されキャラの御曹司、会社員を経て再チャレンジするシングルマザーの同期たちと切磋琢磨(せっさたくま)したり、時にはいけずな愛玩動物看護師や動物としか目を合わせない偏屈な教授に脳内で毒を吐いたり――大阪の下町で動物病院を営む獣医師の祖母に見守られながら、なぎさは獣医師として一歩ずつ進んでいく。
そして2年後、大阪での研修を終えたなぎさは、ひょんなことから与論島へ。人よりも牛が多い畜産の島で、すご腕のベテラン獣医師とバディを組んだなぎさに、連日の牛の出産、深夜の急病対応が押し寄せる。果たしてなぎさは、この急激な環境変化に“適応”していけるのか。