中島裕翔、初の写真展をきょうから銀座で開催 “撮る・撮られる”を行き来する自分を詰め込む
写真展『7okyo color space/東京色空間 ~#COT7DF~』(C)MEN’S NON-NO/集英社撮影/干田哲平
俳優の中島裕翔による初の写真展『7okyo color space/東京色空間 ~#COT7DF~』が、きょう7日から20日まで、東京・ソニーイメージングギャラリー銀座で開催される。
本人撮影の作品だけでなく、自身が被写体となった肖像作品も展示。原宿の別会場では、写真展と連動したPOP UP STOREも同時開催される。
MEN’S NON-NO WEBで2024年にスタートした中島の写真連載。ついにウェブを飛び出して、日本の写真文化をけん引する同会場で展示されることになった。同企画のために中島が撮影した作品と被写体となった肖像作品を展示し、“撮る中島裕翔・撮られる中島裕翔”の両面を紹介する構成は、かつてレギュラーモデルを務めていた「メンズノンノ」とのタッグならでは。
中島はフォトグラファーとしてロケーションハンティングから撮影まで数ヶ月にわたり制作に取り組み、展示内容の構成を決める打ち合わせにもすべて参加。写真のレタッチも自ら手掛けた。
また、会場では制作過程に密着したスペシャルなメイキングムービーも上映。カメラや写真への深い関心と愛情を持つ中島が、フォトグラファーとして同展の制作に没頭する様子が映し出される。
■写真展コンセプトについて中島裕翔コメント初の写真展は「東京」にフォーカス。自分だけの視点を追求した
いつか写真展をやってみたいという気持ちは漠然とあったものの、どうしたらできるのかなと考えていました。そんな中、メンズノンノで自分の写真を発表するウェブ連載「GAROU」が始まり、それを通して僕のクリエイティビティをすごく理解してもらいましたし、自分が持つ作家性について僕自身も見つめ直すことができたので、このタッグであればいいものができるのではないか、と思うようになりました。メンズノンノでは約8年間レギュラーモデルを務め、昨年発売した1st写真集『Hue I am』でもご一緒しており、次は“リアルGAROU”をやりたいねと撮影現場でも話していたのですが、まさか本当に夢がかなうとは…。連載をご覧になったSonyさんから、写真家なら誰しも憧れる「ソニーイメージングギャラリー 銀座」で「GAROU展」をやりませんかとお誘いいただき、開催する運びとなりました。何を展示するかと考えたとき、「GAROU」で培ってきたもの――僕の視点を投影したストリートスナップがやっぱり面白いのではと思いました。
そこで、自分が生まれ育って、今日に至るまで過ごしている「東京」に改めてフォーカスして、見飽きたはずの場所に僕だけの景色を見いだしたり、30年以上を過ごしているのに見たことがなかったものを探しに行くことにしたんです。
そこに僕が写真を撮るうえで大切にしている“光”もテーマのひとつとして絡めて、東京のいろんな街の光だったり、色だったりを見せていくことを目標に掲げました。そのためにベストな時間帯や環境を求めて、昼夜問わず“撮れた”と思うまで制作に没頭する必要があったので、撮影は7日間集中して実施。東京としっかり、そして自由に向き合い、たくさんの街、さまざまな光を約6000枚撮影しました。『7okyo color space/東京色空間~#COT7DF~』というタイトルには、そうした思いを込めています。
また、同じくメンズノンノで培ったモデルの面も披露するべく、スナップをした場所で改めて僕の肖像の撮影も行いました。“撮る・撮られる”両方の立場を行き来する自分を詰め込んだ構成になっています。みなさんにも、「ありふれた日常にも、まだ見たことのない美しい瞬間があるのかも」という気持ちになって会場を後にしてもらえたら、とてもうれしいです。
■編集部が見た制作の裏話
“さまざまな光と色の東京をカメラに収めたい”というご本人の意向のもと、都内のあらゆる場所で7日間撮影を敢行。実際に写真を展示する会場の下見やロケハン、写真のセレクトに、レタッチ作業、各種打合せや、色校確認まで含めると半年がかりのプロジェクトで、中島さんはすべての工程に並々ならぬ熱意で参加してくださいました。構想期間も含めると数年越しの念願がかなっての写真展ということもあり、オープン前夜の会場の施工にも自ら立ち会い、最後まで細かくレイアウトやライトの当たり方などの指示を出していました。
撮影では寒さの厳しい真っ暗な早朝から、繁華街にネオンが輝く時間まで、重い機材を担いで一日中歩き続けたことも。フォトグラファーとしてあまりにも“ガチ”なたたずまいからか、周囲も撮影しているのが中島さんだとほとんど気が付かず、ご本人は黙々とファインダーをのぞいていました。1日に2万歩以上歩いた日もあり、その情熱と集中力、体力には、普段さまざまな撮影に参加している編集スタッフも驚くばかりです。また、作業のため編集部に通い詰めていたのですが、「裕翔くんは、そろそろメンズノンノの編集者になるの?」とまわりのスタッフに冗談を言われるほど。たくさんの作業用ガジェットを持ち込み、打ち合わせ用のテーブルでうんうんと唸っている姿は、作品ととことん真剣に向き合い、チームと一緒にクオリティの高いものを目指そうと奮闘する「これぞ中島裕翔」、と言えるものでした。